「サバイバル漫画」が描く“災害で崩壊した世界” 『ドラゴンヘッド』『サバイバル』『望郷太郎』が担う役割 元日に発生した能登半島地震は、いまだ現地に大きな傷跡を残したままだ。南海トラフ地震臨時情報を受け、東海道新幹線が速度を落として運行、海水浴場閉鎖な… (出典:東洋経済オンライン) |
『ドラゴンヘッド』『サバイバル』『望郷太郎』といったサバイバル漫画が教えてくれるのは、いざという時の心構えと協力の重要性です。崩壊した世界の中で必死に生き抜こうとするキャラクターたちの姿は、絶望の中でも希望を見出す力を与えてくれます。これらの作品を通じて、私たちは自分自身の価値観や生き方を再評価するきっかけを得ることができるのです。
1 湛然 ★ :2024/09/14(土) 07:51:38.55 ID:JE9wxUky9.net
「サバイバル漫画」が描く“災害で崩壊した世界” 『ドラゴンヘッド』『サバイバル』『望郷太郎』が担う役割
9/13(金) 10:02 南 信長 (東洋経済オンライン)(※抜粋)
https://news.yahoo.co.jp/articles/90afb8df1f005f4f92b1a6b91c71aaa3dd57c1a7
さいとう・たかを『サバイバル』、望月峯太郎『ドラゴンヘッド』、山田芳裕『望郷太郎』
(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)
大きな災害に見舞われたとき、人間はどうなるのか。漫画家たちが想像力を駆使して描いたサバイバルマンガは、いざというときのシミュレーションの役割も担っている。
■大地震によるカタストロフを描いた『サバイバル』
敗戦の焼け野原から驚異的な復興を遂げた日本。しかし、急激な経済成長のひずみが公害や交通事故の深刻化という形で噴出したのが1970年代だった。1973年のオイルショックによって、かつてのSFが描いた“バラ色の未来”や科学信仰は崩壊。代わりに世の中を覆ったのが終末論であり、オカルトである。
五島勉『ノストラダムスの大予言』がベストセラーになり、スプーン曲げのユリ・ゲラーが超能力ブームを巻き起こす。小松左京『日本沈没』が大ヒットしたのもこの頃で、同作はさいとう・たかをによってマンガ化もされている(クレジットはさいとう・プロ)。そのさいとう・たかをが再び大地震によるカタストロフを、オリジナルストーリーで描いたのが『サバイバル』(1976年~1978年)だ。
中学生の少年が夏休みに友人たちと洞窟探検していたところを大地震に見舞われる。なんとか一人だけ脱出したものの、あたりの景色は一変。周囲の陸地が海に沈み、離れ小島に取り残されたような状態になっていた。そこから彼のサバイバル生活が始まる。(※中略)
〈サバイバル――生き残るためには、たくましく“創造的”でなければ、ならないのである〉とナレーションで語られるとおり、少年は創意工夫でさまざまな道具を作り出し、何があってもあきらめない。文明社会が崩壊した中で一人で生きていく術を身につけ、いろんな面で成長していく少年の姿は、混沌とした当時の世の中にひとつの模範を示してもいた。
■パニック状況下の異常心理を描く『ドラゴンヘッド』
1985年(昭和60年)のプラザ合意を機に、日本はバブル景気に突入していく。しかし、ふくらむだけふくらんだバブルは、平成に入ってすぐに弾けた。それでもしばらくは余熱に浸っていられたが、1995年(平成7年)に起こった阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件によって、安穏とした世界観は完全に破壊される。
それを予見していたかのようなカタストロフ大作が、望月峯太郎(現望月ミネタロウ)の『ドラゴンヘッド』(1994年~2000年)だ。修学旅行帰りの中学生・テルを乗せた新幹線が(大地震と思われる異変が原因で)トンネル内で大事故を起こす。暗闇の中で意識を取り戻したテルだったが、周りは死体だらけ。マグライトの灯りを頼りに車外に出てみると、トンネルが前後とも崩落しており、閉じ込められてしまったことを知る。
ラジオから途切れ途切れに聞こえるのは「非常事態宣言」「緊急放送」といったフレーズ。想像を超えた事態に茫然としながらも、テルは生存者の女子・アコを救出する。さらにもう一人、同じく生き残っていた男子・ノブオと遭遇。本来なら3人で力を合わせて救助を待つなり脱出の方法を見つけるなりしたいところだが、暗闇の恐怖に囚われたノブオは異様な言動が目立ち始め、やがて正気を失っていく。(※中略)
リアリティある設定と作画、丁寧すぎるほど丁寧な語り口で積み上げられた物語は圧巻。パニック状況下の人間の異常心理、宗教や暴力の発生メカニズムの描写にも震撼する。連載開始後に阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件が起こったことで物語世界に現実味が増した反面、ドラマチックな展開を持ち込みづらくなった部分もあっただろう。
それゆえ、同じカタストロフ後の世界でもいくばくかの希望があった『サバイバル』に比べ、『ドラゴンヘッド』は救いがないようにも見える。しかし、作者はこの作品の着地点について「『恐怖は人の頭が作る想像力だ。だから未来を作るのも人の想像力だ』ということは決めていました」と述べている(文藝別冊『総特集 望月ミネタロウ』収録のインタビュー)。それを体現したラストシーンから、人間存在の肯定と未来への希望を読み取ることは難しくない。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
9/13(金) 10:02 南 信長 (東洋経済オンライン)(※抜粋)
https://news.yahoo.co.jp/articles/90afb8df1f005f4f92b1a6b91c71aaa3dd57c1a7
さいとう・たかを『サバイバル』、望月峯太郎『ドラゴンヘッド』、山田芳裕『望郷太郎』
(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)
大きな災害に見舞われたとき、人間はどうなるのか。漫画家たちが想像力を駆使して描いたサバイバルマンガは、いざというときのシミュレーションの役割も担っている。
■大地震によるカタストロフを描いた『サバイバル』
敗戦の焼け野原から驚異的な復興を遂げた日本。しかし、急激な経済成長のひずみが公害や交通事故の深刻化という形で噴出したのが1970年代だった。1973年のオイルショックによって、かつてのSFが描いた“バラ色の未来”や科学信仰は崩壊。代わりに世の中を覆ったのが終末論であり、オカルトである。
五島勉『ノストラダムスの大予言』がベストセラーになり、スプーン曲げのユリ・ゲラーが超能力ブームを巻き起こす。小松左京『日本沈没』が大ヒットしたのもこの頃で、同作はさいとう・たかをによってマンガ化もされている(クレジットはさいとう・プロ)。そのさいとう・たかをが再び大地震によるカタストロフを、オリジナルストーリーで描いたのが『サバイバル』(1976年~1978年)だ。
中学生の少年が夏休みに友人たちと洞窟探検していたところを大地震に見舞われる。なんとか一人だけ脱出したものの、あたりの景色は一変。周囲の陸地が海に沈み、離れ小島に取り残されたような状態になっていた。そこから彼のサバイバル生活が始まる。(※中略)
〈サバイバル――生き残るためには、たくましく“創造的”でなければ、ならないのである〉とナレーションで語られるとおり、少年は創意工夫でさまざまな道具を作り出し、何があってもあきらめない。文明社会が崩壊した中で一人で生きていく術を身につけ、いろんな面で成長していく少年の姿は、混沌とした当時の世の中にひとつの模範を示してもいた。
■パニック状況下の異常心理を描く『ドラゴンヘッド』
1985年(昭和60年)のプラザ合意を機に、日本はバブル景気に突入していく。しかし、ふくらむだけふくらんだバブルは、平成に入ってすぐに弾けた。それでもしばらくは余熱に浸っていられたが、1995年(平成7年)に起こった阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件によって、安穏とした世界観は完全に破壊される。
それを予見していたかのようなカタストロフ大作が、望月峯太郎(現望月ミネタロウ)の『ドラゴンヘッド』(1994年~2000年)だ。修学旅行帰りの中学生・テルを乗せた新幹線が(大地震と思われる異変が原因で)トンネル内で大事故を起こす。暗闇の中で意識を取り戻したテルだったが、周りは死体だらけ。マグライトの灯りを頼りに車外に出てみると、トンネルが前後とも崩落しており、閉じ込められてしまったことを知る。
ラジオから途切れ途切れに聞こえるのは「非常事態宣言」「緊急放送」といったフレーズ。想像を超えた事態に茫然としながらも、テルは生存者の女子・アコを救出する。さらにもう一人、同じく生き残っていた男子・ノブオと遭遇。本来なら3人で力を合わせて救助を待つなり脱出の方法を見つけるなりしたいところだが、暗闇の恐怖に囚われたノブオは異様な言動が目立ち始め、やがて正気を失っていく。(※中略)
リアリティある設定と作画、丁寧すぎるほど丁寧な語り口で積み上げられた物語は圧巻。パニック状況下の人間の異常心理、宗教や暴力の発生メカニズムの描写にも震撼する。連載開始後に阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件が起こったことで物語世界に現実味が増した反面、ドラマチックな展開を持ち込みづらくなった部分もあっただろう。
それゆえ、同じカタストロフ後の世界でもいくばくかの希望があった『サバイバル』に比べ、『ドラゴンヘッド』は救いがないようにも見える。しかし、作者はこの作品の着地点について「『恐怖は人の頭が作る想像力だ。だから未来を作るのも人の想像力だ』ということは決めていました」と述べている(文藝別冊『総特集 望月ミネタロウ』収録のインタビュー)。それを体現したラストシーンから、人間存在の肯定と未来への希望を読み取ることは難しくない。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
37 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:13:27.18 ID:Epzh2+q10.net
>>1
あれ?北斗の拳は?
あれ?北斗の拳は?
57 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:23:33.82 ID:jsYiiJwx0.net
>>1
ドラゴンヘッドは完全な尻窄みだろ
最初は面白かったのに
ドラゴンヘッドは完全な尻窄みだろ
最初は面白かったのに
3 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 07:53:58.44 ID:y9aAbWgw0.net
望郷太郎は初め面白かったけど文明とお金製造と選挙とかになってもう早く畳んほうが良いと思う
9 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 07:55:37.94 ID:rb4QpaXv0.net
>>3
山田芳裕の無駄遣いだよな
山田芳裕の無駄遣いだよな
28 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:08:58.14 ID:Cxe4I4mb0.net
>>9
度胸星の続き早よ
度胸星の続き早よ
18 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:03:04.09 ID:rnOnnjH90.net
>>3
俺は好き。
俺は好き。
60 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:24:52.18 ID:OFePa4p10.net
>>3
描きたいのはサバイバルじゃなくてユーラシアの東西の交流と発展の歴史なんだと思う
描きたいのはサバイバルじゃなくてユーラシアの東西の交流と発展の歴史なんだと思う
8 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 07:55:32.70 ID:FfaM1yqJ0.net
さいとうたかを作品ならブレイクダウンも面白かったな
サバイバルはまさに少年漫画って感じだったけど、ブレイクダウンは考えさせられる所が多かった
サバイバルはまさに少年漫画って感じだったけど、ブレイクダウンは考えさせられる所が多かった
10 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 07:56:01.85 ID:dcyAfKLj0.net
サバイバルでネズミの怖さを知った
12 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 07:56:49.04 ID:SaClrwiR0.net
サバイバルのリメイクみたいなやつ面白かったのに突然終わってしまったな
15 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:00:09.02 ID:HdShfAgJ0.net
ドラゴンヘッドってどういうオチなの?千葉に噴火口みたいなのがあるコマで終わったけど
21 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:03:59.72 ID:+4ir4esm0.net
>>15
もう助からないと諦めて主人公とヒロインが2人で座ってたような気がする
もう助からないと諦めて主人公とヒロインが2人で座ってたような気がする
16 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:01:28.35 ID:UyAwjJY00.net
サバイバルだったかな
尿をかけて手を温めてるシーンが印象に残ってる
尿をかけて手を温めてるシーンが印象に残ってる
17 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:02:00.04 ID:6MU3TI9Z0.net
ドラゴンヘッド懐かしいな
24 :2024/09/14(土) 08:05:53.70 ID:99lr+SQG0.net
SF色が濃いけど心情的には漂流教室もなかなか
25 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:05:56.45 ID:o0LOkKc80.net
望郷戦士がない
まあヒトラー出してるし今じゃ逆立ちしても拝めないか
まあヒトラー出してるし今じゃ逆立ちしても拝めないか
34 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:11:25.82 ID:Cxe4I4mb0.net
>>25
懐かしい
あの頃の少年サンデーは良かった
懐かしい
あの頃の少年サンデーは良かった
27 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:08:22.18 ID:i9Yzsnk70.net
若い頃はドラゴンヘッド見て恐怖してたけど、今見ると大災害起こってもこうはならんやろって思ってしまう
太陽の黙示録みたいに分断統治されながら復興してく方が自然
太陽の黙示録みたいに分断統治されながら復興してく方が自然
31 :2024/09/14(土) 08:09:37.33 ID:VortzcC30.net
ドラゴンヘッドは後半とラストがなぁ……
アイアムアヒーローもサバイバル味があって面白かったがこれまた後半とラストがなぁ……
この手の話はオチのつけようが無いのだろうか
アイアムアヒーローもサバイバル味があって面白かったがこれまた後半とラストがなぁ……
この手の話はオチのつけようが無いのだろうか
36 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:12:49.29 ID:efM3tPrx0.net
ドラゴンヘッドの世界観はまさに今を生きる人間にとっては同じ境遇
存在する世界が破滅し秩序が崩壊したとき、それに合わせるのが正しいのか
世界が激変しようとも変わらず平常を保つのが正しいのか
まさに現代社会そのものだ!
存在する世界が破滅し秩序が崩壊したとき、それに合わせるのが正しいのか
世界が激変しようとも変わらず平常を保つのが正しいのか
まさに現代社会そのものだ!
38 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:13:51.08 ID:ZXdxi7TR0.net
ドラゴンヘッドは読者の想像に任せるラスト
「未来は人間の想像力が創る」
→千葉に噴火口、噴煙が晴れてその周りに街の光が現れる
「未来は人間の想像力が創る」
→千葉に噴火口、噴煙が晴れてその周りに街の光が現れる
41 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:15:08.49 ID:d4fAhslK0.net
やっぱり
私が見た未来だろ
来年の7月5日太平洋側に高さ120メートルの大津波が襲って山間部以外は壊滅するという
私が見た未来だろ
来年の7月5日太平洋側に高さ120メートルの大津波が襲って山間部以外は壊滅するという
49 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:19:48.56 ID:G2mb58pc0.net
>>41
東日本大震災を予言してたことで話題になった著者だな
次は25年7月に大震災が起きることを予言してる
東日本大震災を予言してたことで話題になった著者だな
次は25年7月に大震災が起きることを予言してる
46 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:17:45.04 ID:QyDXUJlK0.net
この漫画の最後のコマは復興した日本だと考察してる人いて感心したわ
主人公がどうなったかは分からんが
主人公がどうなったかは分からんが
59 名無しさん@恐縮です :2024/09/14(土) 08:24:39.57 ID:M21JCo2k0.net
マンガのサバイバル知識とかホントに役に立つのかね
木と木を擦り合わせて火を起こすとか現実じゃ無理だろ
木と木を擦り合わせて火を起こすとか現実じゃ無理だろ
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