盗撮のサムネイル
公衆の目に触れるような場所」も追加し、4月13日に施行された。 条例は自治体ごとに制定するため、盗撮行為に対して各都道府県で適用される規制にバラつきがある。例えば、16の県において、鉄道車両内での隠しりは違法となっても、駅トイレや学校、事業所内だと立件できないなどの事例が生じていることが明らかに…
34キロバイト (5,331 語) - 2025年5月11日 (日) 08:08

(出典 image.news.livedoor.com)

「盗撮」というと他人の隙を狙う犯罪のように思われがちですが、今回のように“親密な関係の中で行われる裏切り”はさらに根深い問題です。こうした事件は、単に「性的姿態を撮った」だけでなく、被害者の尊厳や安全を踏みにじる重大な人権侵害。そして、その記録がネット上で拡散することで「一生消えない傷」となりうるという点でも、私たちの想像以上に重い犯罪です。容疑者が認めている以上、今後の厳正な捜査と処罰が求められます。


北海道札幌市で、知人女性と入浴中にスマートフォンで盗撮を行ったとして、23歳の男が逮捕された。問題の動画はSNSやネット上で拡散されたとみられ、被害女性が気付き警察に相談。捜査により男の関与が明らかとなり、札幌北警察署が6月11日に逮捕した。

■【事件概要】――●札幌市中央区の23歳男が「性的姿態等撮影」の疑いで逮捕

逮捕されたのは、札幌市中央区に住む自称・飲食店従業員の23歳の男。2023年12月5日から2024年3月7日までの間に、札幌市北区に住む20代の知人女性の自宅アパートで、女性が入浴する様子をスマートフォンで盗撮した疑いが持たれている。

警察の発表によると、男は女性と入浴中にスマホを浴室へ持ち込み、無断で動画を撮影。女性と交際関係にあったかどうかは明かされていないが、密接な関係性があった可能性もあるという。
m_hbc-3275647235e904055b6fc23ea23f9d9f

■【発覚経緯】――●動画が拡散され女性が警察へ通報

今年4月7日、被害女性が「知人に盗撮された」と警察に相談。自身の入浴映像が流出していることに気付き、被害を申告したことで事件が発覚した。警察は裏付け捜査を進め、男の関与を特定。6月11日に逮捕へと至った。
Paul_Rader_-_Over_Exposed_-_1962

■【容疑認める】――●「私がやったことに間違いない」

取り調べに対し、男は「私がやったことに間違いない」と容疑を全面的に認めているという。警察は、動機や余罪の有無についても慎重に調べを進めている。今後、動画の拡散経路や流通先なども含め、ネット上での悪質な二次加害の実態にも注目が集まりそうだ。

■【背景と社会問題】――●“プライベート空間”での盗撮被害が後を絶たず

今回の事件は、密室であるはずの入浴シーンという極めてプライベートな空間での盗撮であり、被害女性の精神的ショックは計り知れない。こうした“親しい間柄での信頼関係の裏切り”による盗撮事案は全国でも後を絶たず、SNSや動画投稿サイトでの拡散も深刻な二次被害につながっている。
A-1

■【警察の対応】――●余罪追及とネット上での流出経路の解明も焦点に

札幌北署は現在、男のスマートフォンや通信履歴などを押収し、他の盗撮映像や投稿履歴がないかを確認中。また、今回の映像がどのような経路で拡散されたのか、第三者への提供や販売行為の有無も含めて捜査を進めている。

【ネットの声】
「これは完全な裏切り。女性がかわいそう」
「こんな人が飲食店勤務?怖すぎる」
「ネットに出回ってからでは遅い…」
「プライバシーも信頼も台無し」
「法律もっと厳しくしてほしい」

【まとめ】
スマートフォンという日常的なツールが、時に犯罪の“凶器”となる現代。特にプライベートな空間における盗撮は、物理的・精神的な境界を侵す重大な犯罪だ。人と人との信頼が、見えないレンズによって破壊される時代に、私たち一人ひとりが加害・被害の両面から防犯意識を持つ必要がある。

【出典】
・HBCニュース北海道(2025年6月12日配信)
・札幌北警察署発表
一緒に入浴した20代女性をスマホで…動画が出回り発覚「知人に盗撮された」性的姿態等撮影疑いの23歳の男「私がやったことに間違いない」(HBCニュース北海道) - Yahoo!ニュース