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Mrs. GREEN APPLEの新曲「lulu.」がアニメ「葬送のフリーレン」第2期OPに起用され、当初の反発から評価が変化。楽曲と作品世界観の親和性、第3フェーズ幕開けの意味を整理する。

ミセスは合わない?フリーレンOP評価が一変した理由…


Mrs. GREEN APPLEの新曲「lulu.」(1月12日リリース)が、TVアニメ「葬送のフリーレン」第2期(日本テレビ系)のオープニングテーマに起用されたというニュースは、1月11日に一斉に報じられた。
しかし発表直後、SNS上では歓迎一色とはならず、むしろ一部で強い反発の声が目立つスタートとなった。

「フリーレンは世界観が命。ミセスほど巨大なアーティストの色が前に出すぎるのではないか」
「作品の静けさと合わないのでは」

こうした声は、作品への思い入れが強いコアファン層から多く見られた。一方で、「名前で判断するのは早すぎる」「曲を聴いてから評価すべきだ」という冷静な反論も同時に存在していた。

「葬送のフリーレン」は、「週刊少年サンデー」で連載中の漫画を原作とする作品。
勇者と共に魔王を倒した“その後”を描き、千年以上を生きるエルフの魔法使い・フリーレンが、勇者の死をきっかけに“人の心を知る旅”へと踏み出す物語だ。

派手なバトルや勝利の高揚感ではなく、
時間の流れ、喪失、記憶、残された者の感情を淡々と積み重ねていく――
その静かな余韻こそが、本作最大の魅力とされている。

だからこそ、「ミセスのポップでエネルギッシュなイメージが前に出すぎるのでは」という懸念が生まれたのも、ある意味では自然な反応だった。


だが、実際に「lulu.」がリリースされ、楽曲全体が明らかになると、空気は少しずつ変わり始めた
音楽ライターは次のように指摘する。

「壮大ではあるけれど、感情を押しつけない旋律。ミュージックビデオも“思い出をなぞる”ように展開されていて、派手さよりも余白が印象に残る構成です。
歌詞に出てくる『誰もがこの星の子孫』というフレーズも、フリーレンの時間軸や世界観と静かに共鳴している」

SNS上でも、
「思った以上にフリーレンに合っている」
「これは“ミセスでよかった”かもしれない」
と、評価を修正する声が目立ち始めた。


大森元貴は「lulu.」について、1月10日配信の「モデルプレス」のインタビューで、
「ノスタルジーな世界観の曲」
「過去を振り返ることで力をもらえる瞬間があり、それは前を向くことと同義でもある」
と語っている。

昨年秋から行われたドームツアーで、観客に配布された手紙の宛名が「親愛なるluluへ」と記されていたことを考えると、このモチーフは今回のアニメ起用のためだけに生まれたものではない。
特定の誰かではなく、名づけられない存在への呼びかけ――その匿名性は、「人の心を知ろうとする」フリーレンの旅路とも重なって見える。


さらに注目されるのが、Mrs. GREEN APPLE自身が、2026年1月からバンドの「第3フェーズ」に入ると宣言している点だ。
その最初の一曲が「lulu.」であることは、偶然とは思えない。

ロックバンド、国民的アーティスト、巨大コンテンツ――
そうした既存の枠組みを越え、より長い時間軸や“存在そのもの”へと視線を広げようとする意思表示。
タイトルの末尾に添えられた「.(ドット)」も、完結を示す記号でありながら、“物語がまだ続いている”ことを予感させる。

この一曲は終わりではなく、むしろ新しい物語の起点
フリーレン第2期の幕開けにふさわしい選択だったのかもしれない。


【まとめ】

・ミセス新曲「lulu.」のフリーレンOP起用に当初は反発も
・楽曲公開後、世界観との親和性が評価され始めた
・ノスタルジーと匿名性が作品テーマと重なる
・ミセス「第3フェーズ」幕開けの象徴的楽曲でもある


🔖出典
アサジョ
ミセスの新曲がアニメ「フリーレン」OP起用に一部から反論も曲が浸透して徐々に空気が変わってきた! | アサジョ