【要点】
2026年、弁当店の倒産が8月までに83件に達した。前年の年間最多89件を超えることが確実なペースだ。だが問題は「米が高い」だけではない。弁当という商品そのものに、消費者が「安くて当然」という値段を求め続けていること。その一方で、肉、野菜、油、容器、光熱費、人件費は上がる。つまり今、弁当屋は「高くすれば売れない、安くすれば続かない」という地獄に入っている。
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【本文】
「弁当屋がまた一軒なくなった」
そう聞いても、たぶん多くの人は深く考えない。
だが今年は少し違う。
東京商工リサーチによると、2026年1~8月の弁当店倒産は83件。2025年1年間の89件が過去最多だったが、今年はまだ8月なのに、そこへ猛烈な勢いで迫っている。年間で最多を更新することが確実な情勢だ。
しかも関東だけで35件。全体の42.1%を占める。
原因として挙げられているのは、肉、野菜、小麦粉、食用油などの食材、包装資材、電気・ガス、人件費の上昇。そしてスーパー、コンビニ、宅配、キッチンカー、さらにドラッグストアまで惣菜市場に入ってきた。
「弁当って、いつからこんなに安くなければ許されない商品になった?」
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弁当は、完成品だけ見れば簡単そうに見える。
米を炊く。
おかずを作る。
容器に詰める。
売る。
しかし実際には、その一個の弁当の裏側に、仕入れ、仕込み、調理、電気、ガス、容器、箸、袋、人件費、廃棄リスク、店舗家賃まで乗っている。
しかも個人店は、大手ほど大量仕入れができない。
一方で客から見れば、
「コンビニより高い」
「スーパーのほうが安い」
「前は500円だった」
「米が下がったなら安くして」
となる。
この感覚が、ものすごく怖い。
店側からすれば、米だけが原価ではないからだ。
東京商工リサーチも、米価格下落の兆しがあっても、肉や野菜、包装資材、電気・ガス、人件費などのコスト上昇が重く、値上げすれば弁当に求められる「割安感」が失われ、客離れにつながる恐れがあると指摘している。
つまり弁当屋は、値上げするほど客に嫌われ、値上げしなければ自分が死ぬ。
これ、普通に考えれば相当おかしい。
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【ネットの声】
💬「個人のお弁当屋さん、美味しいけど、コンビニと比べると高いよね。」
💬「ドラストまで参入されるとね…手強い。」
💬「唐揚げ弁当好きだけど高くなったよ。」
💬「お弁当の値段が外食するのと同じ価格なんだよね。」
💬「行きつけというか定期的に行ってる…弁当屋は値上がりしても買い支えたい。」
💬「食品の価格動きすぎだし、安いお弁当とか売るドラッグストアとか増えて大変すぎる。」
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【ミツネコ見解】
大手は大量仕入れ、大量調理、物流、ブランド力で戦える。
個人店は、同じ土俵に立たされている時点でかなり苦しい。
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【デストーク】
「美味しい弁当を500円で」
弁当屋が潰れているんじゃない!
俺たちが長年、「安くて当然」を買い続けた結果、その値段では生き残れない店が消えている。
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【情報元】
情報元① 東京商工リサーチ「『お弁当屋さん』の倒産、2年連続で過去最多へ」
情報元② テレ朝NEWS「弁当店の倒産83件 過去最多へ コスト上昇と競争の激化で苦境」
情報元③ FNNプライムオンライン「『弁当屋』の倒産 過去最多が確実に コスト高と競争激化を受け急増」





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